12月16日今年最後の常任委員会が開催されました。
私が所属する「企画総務常任委員会」では、区の経営や危機管理など区政全体の事を審議しています。
今回は報告事項が8件。
(1)事務事業見直しの状況について(追加報告)
(2)世田谷区公文書管理委員会における検討状況について
(3)令和2年 特別区人事委員会報告の概要について
(4)予定価格の誤りによる入札中止に係る対応状況について
(5)令和元年度契約案件に係る世田谷区入札監視委員会の審議結果について
(6)世田谷区公契約条例に基づく労働報酬下限額について
(7)令和2年度工事請負契約締結状況(10月分・11月分)
(8)その他
今回気になった報告は、(1)事業見直しの状況。の中身です。
例えば、区民生活分野
1点目に、116億円削減に向け、100万円単位で細かく懸命に積み立てている事は理解できますが、(イベント中止など)その場しのぎの削減策ばかりで、行政改革と呼べるものは見当たりません。。。中期、長期的な取り組みも絶対に必要!
2点目に、歳出を抑える取り組みも大事ですが、税外収入を増やす視点も重要!ですが、全分野通して記載があるのは自販機設置の40万円のみ。。。世田谷公園に導入したキッチンカーや使われていない土地や建物の活用など、公共施設で稼ぐ!との視点で強化すべき!
3点目に、外郭団体への補助金。現在12団体ありますが、ほとんどが区からの補助金に依存した体質にあり、そこからの脱却を目指し取り組んでいる団体はほとんどありません(民間では担えない事業をしている団体もあります)。区への依存体質を変える取り組みを強化すべき!
などなど意見を述べさせていただきました。
しかし、その中でも一番頭にきたのは、副区長の発言でした。
重複事業の改善について質問しました。例えば就労支援。福祉分野と区民生活分野など部や課それぞれの立場で同じような事業があります。それらを統一した事業として、事業費削減を図るべきと4年前から求めてきました。
私の質問には担当する課長が2月に検討内容を示すとの説明だけでしたが、他の委員の違う質問に対し「重複事業についての取り組みは不十分な点がある」と発言しました。
という事は、4年間も何をしていたのか?何もしてない!?議会でこれまでの発言は何だったのか。。。それを当事者の質問では明らかにしないのはなぜ。。。
と、頭には来ましたが、すべての指摘に対し2月に行われる次回委員会で示すと、答弁されましたので、改善を期待して注視していきます。