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2022.05.12

自殺予防対策について支援団体と意見交換をしました

世田谷区議会議員の津上ひとしです。

警視庁の発表では、2021年中に自殺で亡くなった方は2万人を超え、現象傾向にあったコロナ禍前よりも増えていることを危惧しており、更なる自殺防止対策を強化する必要があると思っていました。

5月11日 NPO法人TONARINO(旧 日本ゲートキーパー協会TOKYO)森本理事長、武隈理事のお二人と意見交換をさせていただきました。

こちらの団体では、ゲートキーパー養成を通し、相互扶助による自殺、虐待、いじめ、ハラスメント の防止、不登校や引きこもりの減少など、誰もが安心して暮らせる社会の実現に寄与することを目的に活動をされています。

意見交換では、自殺に至ってしまう時は大きなインパクトが続いたことが原因になってるケースが多く、その際にいつもと違う行動などの変化に気付ける存在となっていける人を増やすために取り組んでおり、世田谷区でもそうですが、行政は保健師などの専門職が研修などでスキルを取得し取り組もうとするが、誰でもゲートキーパーとなれる取り組みなどで裾野を広げることが重要。

そういう意味では、子どもたちもゲートキーパーの対象で、学校教育の中でも取り組んでいきたいとのご意見をいただきました。

相談窓口の分かりやすい案内、総合窓口の設置などのご要望もいただきました。

いただいたご意見を参考に、世田谷区での自殺予防対策、特に子どもたちが自ら命を絶つことのないよう取り組んでいきます。